前回の外壁塗装工事から約29年が経過し、建物のあちこちに傷みが目立ってきたことから、そろそろリフォームをしなければと考えておりました。そんな折、ビルにご入居いただいている方から「天井から雨漏りしていますよ」とご連絡をいただき、大変驚くと同時に、リフォームの決断に至りました。ご入居者様にご迷惑をおかけするわけにはいかず、できる限り早急に対応しなければと思い、以前からお世話になっていたサンリツホームさんにご相談することにしました。

　坂倉様邸は、築58年の鉄筋コンクリート造5階建ての住居付きテナントビルです。前回のリフォーム工事から30年近くが経過しており、建物各所の劣化が進行している状況でした。　屋上防水に関しては、既存の塩ビシートが破断し、雨水がシート下に侵入して膨れ上がり、すでにコンクリート内部まで浸透している状態でした。そのため、古い防水層をすべて撤去したうえで、通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水を施工いたしました。